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雑誌古紙化処理事業

書店で売れ残った出版物は、取次店(販売会社)へ返品され、製紙原料として生まれ変わります。

雑誌古紙化処理事業

返品システムは、日本の出版流通の大きな特徴である再販制度や委託制度により、確立しています。
書店から返品された出版物は、取次店返品所に戻ります。取次店返品所には、OIMセンターを含め複数の古紙会社で出資し誕生した、処理委託組合があります。
ここでは、不必要となった出版物が製紙原料として入荷後、プレス(圧縮)梱包し製紙メーカーへ出荷。再び紙の原料になります。
弊社の取引き先である出版社の返品情報は、取次店とオンラインデータで結び、自動化し集計しています。

出版流通外フロー

  • 版元様ご指定会社
    (倉庫会社)
  • >
  • OIMセンター作業所
    (三弘紙業グループ)
  • >
  • 製紙会社
  • >
  • 板紙・段ボール・洋紙
    (印刷情報用紙)

出版社は、本などの在庫を保管する必要があります。過去の年度版など再度販売しない在庫は、廃棄対象となり、弊社が回収に伺います。

出版物古紙のリサイクル

市場で消費された紙を古紙として回収。古紙は、再び紙の原料として生まれ変わります。
これまで、製紙メーカーでは雑誌古紙の背糊などの異物の除去が困難だったため、すべて削ぎ落してから出荷していました。
昨今、製紙メーカーが異物(CD、ビニール、背糊など)を自動的に除去するシステム『DIP(脱墨古紙パルプ)製造設備』を強化。板紙や段ボールにしか利用できなかった雑誌古紙を、洋紙(紙用途)として再利用する技術が確立されました。
雑誌古紙は、洋紙(紙用途)としても利用拡大しています。

活用品輸配送サービス

出版物の活用など現物返品商品が発生した際は、私どもが取次店から引き取り、ご要望点数が集まり次第ご指定場所へ発送・お届けにまいります。
また活用後、不必要となった場合は、弊社にて古紙化処理いたします。

活用品輸配送サービス

雑誌返品データ送信サービス

各取次店からの返品データをEメールにて送信するサービスです。
ファイルはCSV拡張子なので、データベースなどに簡単に取り込むことが可能です。
また、すべて返品伝票に基づくデータのため、出版社でデータ入力をする必要がなく、手間が省け、大幅な業務時間の短縮が見込めます。

雑誌返品データ送信サービス

禁帯品処理事業

バッグやフィギュア・DVDなどの豪華な付録が付いた雑誌(付録添付誌)が増加しています。
出版流通の処理の過程で取り除いた付録などは、産業廃棄物として関係法令に基づいて適切に処理し、マニフェストにて最終処分されるまで処理の状況を確認しています。付録付き出版物の処理にお困りの場合は、弊社にて分別作業を行います。
また、優良な協力会社(産業廃棄物処理会社)のネットワークもございます。ぜひ、お問い合わせください。

出版流通フロー

  • 書店
  • >
  • 取次店返品所
  • >
  • OIMセンター
    出版物処理委託組合
  • >
  • 産業廃棄物処理会社

出版流通外フロー

  • 出版流通外
    (出版社委託先倉庫会社など)
  • >
  • OIMセンター
  • >
  • 産業廃棄物処理会社